精油のお話「ゆず」
こんにちは、らんらんです♪
お元気ですか? 今日は精油のお話です。
今日の精油は昨日ブログに書きました「ゆず」です。
ゆずは奈良・飛鳥時代には日本に伝わって来ていたと言われており、
うちの庭にもゆずの木がありますが、日本人にとって馴染みのある果実です。
精油は皮から抽出されますが、香りはゆずそのもの。
そのため、ゆずの香りをかぐと「懐かしい」と感じる方が多いようです。
高齢者施設や産後ケア、手術後のケア等でよく使われています。
<体に>
冬至にゆず湯に入る習慣がありますが、その理由は血行を促進し体を温めるので
風邪を引きにくくなる、と言われていて、江戸時代には広まっていたそうです。
精油にも血行促進効果がありますので、冷え性のケアや消化器系の不調に役立ちます。
肌にもよく、皮膚のターンオーバーを促進し、保湿効果があります。
ゆずを使った化粧水などもありますね。
ただ、ピリピリとした刺激を感じる方もいるので、パッチテストを忘れずに。
<心に>
ゆずには安眠を促し、自律神経を整える効果があります。
手術前日に、入院中の方にゆずを吸入してもらったところ、
よく眠れ、目覚めもすっきりしていた、というデータもあります。
懐かしい香りが心を温め、寂しさや漠然とした不安感などを取り除いてくれます。
月経前症候群の方にゆずを1日2回吸入するのを3か月続けたところ、
症状の改善があったとの報告もあります。
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精油名:ユズ(柚子)
学名、科名:Citrus Junos、ミカン科
採油方法/採油部位(主な産地):水蒸気蒸留、圧搾法/果皮(中国、日本)
作用(治療特性):鎮静、抗不安、抗菌、抗真菌、血行促進作用 等
揮発度:トップノート
主要含有成分:モノテルペン炭化水素類>リモネン 75~80%
禁忌・注意事項:敏感肌の人は刺激を受けることがあるので、希釈して使用する。
圧搾法で抽出された精油には光毒性がある場合があるので注意する。
では、今日も素敵な1日を⭐︎