精油のお話 番外編 ~植物油「シアバター」~
こんにちは、らんらんです♪
お元気ですか?
今日は精油のお話の番外編、アロマテラピーでよく使われる植物油の中から
「シアバター」について書いてみたいと思います。
シアバターといえば、ロクシタンのクリームで一躍有名になりましたね。
西アフリカ〜中央アフリカに生息するシアの木の種から取れる油です。
神秘な木として扱われていて、シアの木に触れるのも、実の収穫からシアバターの
製造、販売まで、一連の作業をするのは女性に限られているそうです。
植物油脂ですが、常温で個体なのでバターと呼ばれます。
ちょうど体温くらいの温度で溶けます。
シアバターは古くから現地の人々の間では、燃料、薬品、食用にと、
幅広く使われてきていました。
厳しい乾燥や紫外線からお肌を守るために天然の保湿クリームとして使われたり、
傷や火傷、筋肉痛、リウマチなどの治療にも使われてきました。
近年では、ボディクリームやリップクリーム、ハンドクリーム、石鹸など、
様々な化粧品に配合されています。
シアバターには「精製」と「未精製」があります。
どちらを選ぶかは好みの問題ですが、
未精製の方が栄養は豊富。でもちょっと独特な香りがします。
精製されたものは、香りが少ないので使いやすいです。精油の香りも立ちます。
冬の手荒れ、肌荒れには、シアバターが最強なのでは?と最近感じています^-^
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名称:シアバター (Shea butter)
学名、科名:Vitellaria nilotica、アカテツ科
抽出部位/油の種類:実/低温圧搾油(常温で固体)
成分組成:オレイン酸40~60%、ステアリン酸30~50%、リノール酸3~10%
特性:保湿効果が高い、皮膚の乾燥を防ぐ、皮膚の再生を助ける、皮膚を柔軟にする
禁忌・注意事項:使用方法・使用量の目安に準ずれば禁忌なし
では、今日も素敵な1日を☆