精油のお話「フランキンセンス」
こんにちは、らんらんです♪
今日は精油のお話です。
今日の精油は「フランキンセンス」。日本では「乳香」と呼ばれます。
フランキンセンスの歴史は古く、5000年以上の歴史を持つのだとか!
古代エジプトでは、ミイラの防腐剤・防虫剤として使われていましたし、
キリスト誕生の際には東方の三賢者が「乳香・没薬・黄金」を
献上したと言われています。
木の幹に切り込みを入れると、樹液がにじみ出て、じきに固まります(=樹脂)
傷つけられてかさぶたが出来るようなイメージでしょうか。
この樹脂から精油が取れます。
木自身が傷を治すように、人に対しても傷を治す効果があり、
また、古くから神事に使われてきたことからも分かるように
心を落ち着かせる効果がああります。
昨夜も寝る前になって、子供たちが色々ともめて泣いて・・・
こちらも気が立ってしまって眠れなくなったので、
フランキンセンスをこめかみにちょんちょんと付けて寝ました。
ただ、昨今の精油市場の拡大で、フランキンセンスの木(ボスウェリア属の木々)
は絶滅の危機が指摘されているそう。
木にとってダメージが出るほど、切り傷をたくさんつけられ、
木が枯れていく一方で、植林などは進んでおらず・・・
自然を大切にしながら、自然の恵みを頂くために、大切に使いたいと思います。
<体に>呼吸器系のトラブルに効果的です。
咳が止まらない、痰が切れない、というときなどに。
新しい細胞の成長を助けたり、傷跡を目立たなくしてくれます。
乾燥肌、敏感肌のスキンケアに最適です。
<心に>呼吸を整え心を落ち着かせてくれます。
心の不安や強迫観念を追い払ってくれます。
・・・
学名、科名:Boswellia carterii、カンラン科
採油方法/採油部位(主な産地):水蒸気蒸留/樹脂(ソマリア、スペイン)
作用(治療特性):抗うつ作用+++、免疫刺激、抗カタル、去痰、瘢痕形成作用++
揮発度:ミドルノート
主要含有成分:モノテルペン炭化水素水>αピネン 25~50%、リモネン 10~20%等
禁忌・注意事項:用法用量を守って使用すれば禁忌なし
では、今日も素敵な1日を⭐︎